はじめてのひとりフェス入門⑦RSRのええとこ(4)
こんにちはB子です。
さあ、はじめてひとりでフェスに参加するあなたのために、RISING SUN ROCK FESTIVALのいいところを紹介していきましょう!
RSRのええとこ④社畜に嬉しい距離と時期
記事をここまで読んでくださったみなさんはこう思っているかもしれません。
「でも石狩って遠いんでしょ?」
「仕事休めるか分からないし…」
個人的にはRSRは「郊外型でない割には思ったより社会人にやさしいフェス」だと思っています。
まずは距離。
RSRのシャトルバスは地下鉄麻生駅というところから出ていますが、これは札幌駅から乗り換えて1本、20分くらいで着きます。
さらには、北海道まで本州から飛行機移動の場合、新千歳空港から麻生駅までの空港バスも利用できます。電車に比べて道路の混雑が影響する可能性はあるものの、空港からは1時間程度で着くので、移動時間としては札幌までJRで出て地下鉄に乗り換えるよりも早いです。
関西在住の私のいつものルートはこんな感じ。
それぞれの交通手段の待ち時間で前後するものの、関西圏の主要空港からであれば、朝7-8時台の飛行機に乗ったら午後1時ごろには会場入りできることになります。
ちなみにpeach利用だと交通費も自宅最寄駅から空港までのリムジンバスをあわせても往復5万程度といったところ。
飛行機の所要時間については、東京からであれば、飛行機は約1.5時間とさらに早く、福岡からでも約2.5時間らしいです。
北海道がやたらと広いイメージがあることもあり、「石狩」と聞くと北海道に着いてから、ものすごく移動しなきゃいけないような印象を受けるかもしれませんが、思ったより札幌に会場が近いし意外と早く着くと思いませんか?
そして時期。
前述の通り、飛行機料金的には高い時期に開催されるRSR。
※飛行機代は、1年間の労働を続けるためのモチベーションとして割り切りましょう。
ただ、お盆開催であることで、(業種や職種によるかとは思いますので「お盆に休めるか!」っていう人もたくさんいらっしゃるでしょうが)、サラリーマンのみなさんなんかでは、逆に「お盆と正月だけは休みやすい」となる人も比較的多いのではないかと思います。
サラリーウーマンな私は、原則平日勤務ですが、土日仕事も変則的に入ってきます。
また、トラブル対応やプレゼン前なんかは、予測のつかない形で直前になって土日がつぶれることも多々。これは社会人である以上、やむを得ません。ただし、私の職場の場合なんかだと、通常の土日よりお盆の方が仕事が急に入ってくる可能性は低くなります。
必殺!「取引先担当者も協力会社の担当者もみんな休みなんで、休暇をいただきますね」の術!!
そう、お盆と正月にのみ使えるこのキラーカードは、RSRのためだったのです。
++
また、平日である金曜日を含めた2日開催となっているRSR。
本当は開催1日目となる金曜日にまるごと有休をとれるのがベターではありますが、それが難しい場合は、下記のような弾丸ショートコースも組めちゃいます。
・金曜日の終業後に移動→キャンパータイムごろから参戦
・土曜日のAM移動→昼~夕方から参戦
平日休みをとらずに土日休みだけでも、少なくとも土曜の夕方から日曜の朝までを会場で過ごせ、メインイベントとなるライジングタイムにも立ち会えるわけです。
仮に15時に会場入りしたとしても朝5時まで14時間も残っています。
この余裕も、夜通しイベントならでは。
「滞在時間の長さが、イコールいいこと」というわけでは決してありませんが、日常世界と隔離されたフェスの時間だからこそ、ゆったり楽しみたいじゃありませんか。
(弾丸突撃すると月曜日の疲労度が募るけれども!)
忙しいあなたもお盆くらいはRSRに行きましょう!
そのために、架空の親族を殺すのは避けたいけど…
まあお盆だし…?
はじめてのひとりフェス入門⑥RSRのええとこ(3)
こんにちはB子です。
さあ、はじめてひとりでフェスに参加するあなたのために、RISING SUN ROCK FESTIVALのいいところを紹介していきましょう!
RSRのええとこ③あたたかい客層
夏休みは何するの的な流れで、「RSRに行ってきます」と答えるとだいたいの人はこう返してきます。
「誰と行くの?」
誰かと行く前提なんか~い、と思いながら、
「あ、ひとりでです。」
「え~、ひとり!?さびしくないの?」
・・・
みなさんが最初で思ったけれどさすがに言葉にできなかったのであろう、
「え~、ひとり!?友達いないんだね!」
というセリフへの思いは胸にしまい込んで、結論から行くと、
ひとりでフェスに行っても、さびしくはないです。
ちなみにRSRにも1年だけ、離れた土地に暮らしている友人と現地待ち合わせして行った年もあったのですが、音楽の趣味が違うので、基本会場内では完全別行動でしたw
さらには、お互い徹夜で眠いので、翌朝一緒に札幌市内で朝食を食べているときも、ウトウトしているため言葉少なでした。
めっちゃ楽しかったんですけどね!
実際、「友達ときているけど、見るものが違うので別行動」という人は、会場で過ごしていてもかなり多いようにも感じます。
なので、はじめてひとりでフェスに行くあなたが、ひとりがさびしいんじゃないかとか思っているようであれば、何の心配もいりません。
そもそも、フェスで得られるかけがえのない体験の筆頭が「たくさんのひとたちと同じ時間、同じ場所で、同じ音楽を共有する」ことなんだという気もします。
そこにはすでに音楽という確固たるものがあって、みんな思い思いに音楽に体を揺らしていて、場合によってはコール&レスポンスがあったりして。
誰と行こうが、ライブ中に限っては、会話がいらない世界なのです。
いわば、フェス自体が音楽と音楽ファンたちの乱交パーティーなので、「フェスにひとりで行くのさびしくない?」という質問は、「乱交パーティーにひとりで行くのさびしくない?」というのと同じなわけです。
よって、回答としては「ひとりで行くのははじめは不安かもしれないけど、始まっちゃえばひとりもくそもないからね~!」ということになります。
乱交パーティー行ったことないからよくわからないけど。。。
むしろ乱交パーティーにおいて大事なのは「どんな人が一緒に交わってくれるのか?」というほうだったりするんじゃないかと思います。
つまり客層です。
乱交パーティー行ったことないからよくわからないけど。。。
はじめてRSRに行くときに、
・あまりに自分と違うウェーイな属性のひとばっかりだったらどうしよう?
・若者の中に入ったら浮いちゃうんじゃないか?
といった不安はもっともかもしれません。
これは私の肌感になっちゃいますが、RSRの客層は若者からおじいちゃんまで幅広いものの、中心は30代~40代なように感じます。10代の学生同士で来ているのも見かけますが、社会人の方がどう見ても大半。
アーティストステージによって差があるでしょうが、少なくともリア充集う海水浴場よりは年齢層が高そうです。笑
中には子どもを連れているファミリーなんかも結構います。(夫婦のが出会いがフェスだったりして、なんて考えるとロマンチックですが、颯爽と幼児をホルモンのライブに連れて行っている様子なんかを見ると、英才教育ですね。)
さらにはこの記事で書いたように、あまりロックフェスに出ないようなベテランアーティストが出演する年なんかでは、オーディエンスの年齢幅がいっそう広がります。
(矢沢永吉さん出演の年なんかでは、炎天下でも白スーツをばっちり着込んだおじさまたちが来場していて、わくわく感がありました。)
つまりどういうことかと言うと…
私と同じアラサー以降のあなた!
「この年で初ひとりフェス」なんて心配は全くご無用です。
また、はじめてRSRに行こうとしている若者なあなた!
ご安心ください。あなたをこそお待ちしております。高齢化した音楽ファンは「若者世代が音楽で楽しんでくれている姿がうれしい」と感じる奇特な生物なのです。少し話しかけでもしようものなら、喜んで80年代・90年代の音楽シーンについて語りだすと思われます。
そして、キャンプ型フェスだと、思い付きでふらっと来るには(装備品含めて)敷居が高いせいか、本当に音楽好きなんだなあ、という人が多いようにも思います。
・女の子2人組とかでも、がっつり重そうな本格キャンプセット背負っている
・豪雨の中でも、全然気にせず踊っている
・真夜中、ステージ横の芝生に、ごろごろとゾンビが転がっている
・徹夜なのに、朝5時にみんな笑顔、笑顔、笑顔
普通に考えると、ちょっとおかしな光景かもしれないですが。
RSRは、素敵な変態の集まりです。
いざ、RSRで交わりあいましょう。
ちなみに、ひとりでフェスに行ってもさびしくはないですが、友達がいないことはさびしいです。でもしょうがないじゃない。いないんだもの。
はじめてのひとりフェス入門⑤RSRのええとこ(2)
こんにちはB子です。
さあ、はじめてひとりでフェスに参加するあなたのために、RISING SUN ROCK FESTIVALのいいところを紹介していきましょう!
RSRのええとこ②自然と音楽のマリアージュ
ステージ単位で屋根がある場所もありますが、基本的にはほぼ野外となるRSRの会場は、時間帯によってさまざまにその姿を変化させることとなります。
・ギラギラと輝く夏の太陽と、溶けるような暑さ。
・夕方のさわやかさ。北の大地を染める夕暮れ。
・ひんやりとした夜風。静まり返った暗闇。
・朝方の身の引き締まるような寒さ。だんだんと白み始める空。
何度RSRに行っても飽きることがないのは、石狩の大地が見せる表情と音楽が相まって、その時その瞬間にしか存在しない奇跡的なライブを生むからだと思っています。
うわ~まじめだ!
そう、まじめなんです!
ライブハウスはライブハウスのいいところがあるし、アリーナにはアリーナのいいところがあると思いますが、この自然や天気・空気と音楽が織りなす最高のセッションが楽しめるのは、なんといっても野外フェスの醍醐味。
実際に、同じバンド・同じ曲でも、昼ステージで見たときの印象と、深夜ステージで見た時の印象がものすごく違ったりすることがあります。
バンドだけじゃなくて、オーディエンスのテンションが違うっていうのもあるのでしょうが。
昼だけじゃなく、昼~晩~朝と夜をまたいで開催されるRSRは、特に色々な音楽の表情を引き出してくれるのです。
RSRで、一期一会な音楽を感じましょう!
はじめてのひとりフェス入門④RSRのええとこ(1)
こんにちはB子です。
さあ、はじめてひとりでフェスに参加するあなたのために、RISING SUN ROCK FESTIVALのいいところを紹介していきましょう!
RSRのええとこ①飯がうまい。安い。
「いきなり音楽の話じゃないじゃん!」とツッコミが入りそうなのですが、大切なんです。ごはんって。
だって、フェスの半分はフェス飯でできています。冗談じゃなく。
想像してみてください。
北の大地の夕暮れ。
牧草ロールに沈んでいく赤い夕陽。
おや、さっきまであんなに暑かったのに、吹く風が肌寒くなってきたぞ。
とここで、遠くから聞こえるご機嫌なダンスミュージック。
右手には黄金色に輝くビール。
左手にはごろごろチキンと野菜が入ったスープカレー。
カレーを一口食べて、ビールで流し込む。
温かいスープカレーにほっとしたところに、
ビールが効いて、いい感じにご機嫌になってきたカラダ。
さあ、踊れ!!!!
・・・
・・・
ほらね!(ドヤ顔)
上記において、スープカレーとビールが果たす役割はなんと大きいことよ(強引)
おいしいごはんとお酒は音楽をさらにおいしくしてくれるのです。
また、別のフェスに行くと(もちろん全部がそうじゃないですが、中には)「なんで800円とか900円もするラーメンや焼きそばを食べるのに長時間並ばないといけないのか。」と感じてしまうこともあります。
そもそもが屋台なので、当然ながら多くを望んじゃいけないんですけど。
その点RSRのご飯はレベルが高く、価格も他に比べると良心的なように思います。中には地元北海道の店舗や団体の出店しているブースもあって、観光気分を味わえたりもします。
さらには、ひとりでフェスに行くと「誰かと一緒に食べるとなんでもおいしいね!」ということは残念ながらありえません。
・・・だってひとりなんだもの。無意識に、味に向き合っちゃうんだもの。
そして、ひとりフェスでは、友人とのおしゃべりのない分、「ライブを見る」「歩く」「飲む・食べる」が現地での活動のほぼ全てとなります。
だから一層、おいしいものが多すぎて、2日間滞在してもまだ食べ足りないくらいのRSRは素晴らしい夏フェスなのです!
(ちなみに私は数年来、「石狩鍋400円」を毎年激推し中。400円なのに、北海道産鮭や野菜がドッサリ入っていて、正直この値段でよいのかと不安になるほどなのだこれが!)
ちなみに、RSRは2日(うち1日は夜通し)開催のイベントですから、会場内にはキャンプができるテントサイトが用意されています。
RSRキャンバー勢では「BBQあってこそRSRだ」という声もあるとかないとか。
・・・じゅるり。
いつの日か、ひとりテント&BBQにいつか挑戦することが、ひとりRSRのひとつの高みかもしれません。
RSRで、飲み食い明かしましょう!
はじめてのひとりフェス入門③RSRって何やねん
こんにちは、B子です。
前回の記事で「はじめてひとりで夏フェスに行くならRISING SUN ROCK FESTIVALですぞ!」という話をしたのですが、「なんやねんそれ!」という人も多いかと思うので、その概要といいところについて、運営会社からお金をもらっているわけでもないのに詳しくご紹介をしようと思います。
◇RISING SUN ROCK FESTIVALとは
RISING SUN ROCK FESTIVALとは、例年8月のお盆前後に、北海道石狩市で行われる野外フェスです。2018年の今年、20周年を迎えました。
私が初めて行ったのは2006年(もちろんひとり参加)。
その後、2回ほど行けていない年もありますが、基本的には毎年赴いています。
出演アーティストは、邦メイン。ということで、「あたしゃ洋楽しか聴かねえよ!」という人はこちらでごめんなさい。今年2018年は山下達郎さんの出演がありましたが、過去には安全地帯とか、松山千春さんとか、矢沢永吉さんとか、「おっ!?」という出演枠もあります。
合計で100組以上のアーティストが出演しますが、会場内には10個くらいの趣の異なったステージがあり、同時に各ステージでアクトが行われているので、好きなアーティストを見にステージ間を歩き回ったり、お気に入りの雰囲気のステージを見つけて、そこに滞在することもできます。
そしてなんといってもRSRで一番特徴的なのは「夜通しライブを見て、みんなで朝日を迎える」イベントであること。
イベント自体は2日開催なのですが、1日目は午後~深夜2時ごろまでのステージ、2日目は、お昼から~最終アクトが終わるのが朝の5時近く。
お天気が良ければ、最終日、メインステージの向こうに朝日が昇ってくる姿を拝むことができるのです!それも大好きな音楽を聴きながら!!
実際、確率的には雨と曇りのほうが断然多いのですが、だからこそご来光があった年の感動もひとしおです。
そして、朝日以外にもRSRの良いところがたくさんあるんです。
この続きは次の記事で紹介していきしましょう!
はじめてのひとりフェス入門②RSRに行こう!
こんにちは、B子です。
夏フェスといっても、最近では、日本各地で、雨後のタケノコのごとくいろいろなフェスが開催されるようになりました。
・誰が主催しているのか?
いわゆるイベンターと呼ばれる運営会社が発信しているものだけでなく、アーティスト自身が主催をしているフェスもあります。地元密着型のものでは、いわゆる「地元の有志」が行っているなんてイベントもあります。
・誰が出演するのか?
フジロックやサマソニのような著名な外タレがばんばん来るものから、国内アーティスト中心のもの、特定の音楽事務所やレーベル、メタルやEDMなどジャンルが規定されたものなどさまざまです。
・どこでやるのか?
都心型/郊外型といった開催地はもちろん、大型のハコモノで行うもの、ライブハウスサーキット型、屋外で行うものなどその形態もいろいろです。準備をすることを考えると、屋内/屋外やキャンプの有無などによって必要装備も異なります。
・どんなコンセプトなのか?
一時期、フェス戦国時代とまで言われていましたが、お金のかかる国外アーティストとを除いたとき、一定の集客ができる国内アーティストとかはなんやかんや結構かぶりも出てくるので、「どのフェス行ってもだいたいこんな感じやん」的な現象が発生していたようにも思います。
そうなるとお客さんの立場としては「誰が出るか?」はもちろん、加えて「そこでどんな経験ができるか?」で取捨選択に入るわけで…
フェスの観客の多数を占めるだろう地元のお客さんとのマッチはもちろん、県外からわざわざフェスに赴くような頭のおかしい音楽ファンのタイムアンドマネーには限りがあります。
遠征にいちど慣れてしまった音楽ファンにとっては、それが九州なのか四国なのかといったことより、コンセプトがちゃんとしている(=主催の思いがはっきりしている)フェスへの愛着が強いようにも感じます。(当社比)
フェス情報は、まとめサイトや各プレイガイドの特集ページで確認可能です。
その中でもいわゆる野外フェスと呼ばれるもので過去に私がひとりで行ったフェスは以下の感じ。
RISING SUN ROCK FESTIVALとOTODAMAは基本的に毎年参加しています。
案外「ひとりでも全然行けるじゃん!」って思いませんか?
◇関西以外
ARABAKI ROCK FEST(宮城)
SUMMERSONIC(東京・大阪)
「ワールドハピネス(東京)」も昔何度か行ったけど2018年は開催ない模様・・・
ほかにも、2018年は東阪でイベント的に開催される「夏の魔物」は青森野外フェス時代に行ったのが、なんとも思い出深いです・・・
◇関西
京都音楽博覧会(京都)
RUSH BALL(大阪)
MASTER COLISEUM(大阪)
RAINBOW HILL(大阪)
長田行進曲(大阪)
OTODAMA(大阪)
いろいろと挙げましたが、このブログでは、独断と偏見で、あなたのはじめてのひとりフェスに、「RISING SUN ROCK FESTIVAL(ライジングサンロックフェスティバル、通称:RSR、ライジング、昔はエゾロックって言ってたけど最近はラサロなのか??)」をおすすめします。
夏フェス童貞・バージンのみなさまにおかれては、とりあえず先っちょを入れるなら、どっぷりと北海道・石狩まで。
「RSR」に行きましょう!
はじめてのひとりフェス入門①夏フェスに行こう!
こんにちは、B子です。
突然ですが、現代日本では、猫も杓子もフェスです。
そして、冬にも春にもフェスは行われますが、なんといっても王道は夏フェスです。
女性ファッション誌の「OLモモコの夏の着回し1か月★」みたいなコーデコーナーですら、彼氏と破局寸前だけど職場の先輩が最近気になっちゃう系の丸の内OLが夏フェスを満喫しています。
(ちょっ、お前、タオルはどうした!?などと、思うことは多々あれど。)
夏フェス、それはリア充たちが、頭に花輪とかつけて踊っている太陽の祭典。
否!
夏フェスとは、365日の中の数日間がその後続く灰色の日々をバラ色に染めてくれる、思い出すだけで心が満たされ毎日を鼻歌交じりにがんばれちゃう、夏の魔物ならぬ夏の麻薬なのです。
むしろ、
・海や花火大会、夏祭りなどではウェーイできないあなた
・通勤列車で老人に席を譲り、決して周囲に迷惑をかけることのないよう慎重に音量を気にかけながら、みんな死ねとか叫んでいるロックを聴いているあなた
・銀座ルノアールの片隅で無料サービスのお茶を飲みながら、目を閉じて渋谷系ミュージックを聴いて「うん、イカすわあ」と頷いているあなた
そんなあなたがたの味方であるはずなのです。
えっ?一緒に夏フェスに行く友達がいないだって!?
友達は必要ありません。
繰り返します。
夏フェスに友達は必要ありません。
そりゃあみんなでビールで乾杯したり、協力してテントたてたり、BBQしたり、みんなでピースしているバックシルエットの写真をSNSにアップしたり、友達と一緒に行ったら夏フェスはとても楽しそうです。
帰りの電車で、一緒に行ったグループの気になる女の子が「疲れた」って肩にもたれてきたり、後日「あの時いいっていっていたアーティストのCD貸そうか?」って個室居酒屋にその子を呼び出してみたり、すごく羨ましいなあって思う部分はあります。
だけど友達を作るのは難しいです。
逆にどうでしょうか?
友達がたくさんいたら、毎日が最初から幸せに満ち溢れていたら、音楽に共感したり、のめりこむ人生じゃなかったんじゃないですか?
安心してください。
友達の作り方はわからないのですが、ひとりでフェスに行く方法ならば、私はここでお伝えすることができます。
よき「ひとりフェス」ライフを!!