ライブハウスとご飯|磔磔と大豊ラーメン(京都)
こんにちは、B子です。
ここでは、大好きな関西のライブハウスと、ひとりライブハウスのおともであるご飯スポットを、ぽろぽろと綴っていければと思います。
ライブハウス「磔磔」
関西以外のみなさんにはいきなり「さあ、なんて読むでしょう!?」という感じですが…
スマホで文字変換する時は「はりつけはりつけ」と不穏な言葉を連ねますが、読みは「たくたく」。
恐るべきことに1974年開業。関西でも老舗のライブハウスなんだとか。
たどりつけない伝説ライブハウス
碁盤の目のまち、京都。
「東西と南北の通りの名をあわせて、たとえば四条烏丸西入ル(四条通と烏丸通の交差したところを西に入る)みたいに表現すれば、住所を覚える必要もないし、道に迷うこともないよ!」
誰かにそう教わったのは、私が京都で大学生生活を過ごし始めて間もなくの頃でした。
実際その通りで、自転車と「主要な通りの名前一覧表」さえあれば、細かな地図のお世話になることなく過ごした4年間。
(単に当時はグーグルマップというサービスがなかったともいえるが…)
ところが在学中は、四条界隈でアルバイトもしていたし、遊び倒していたはずなのに、もったいのないことに磔磔に行ったことはなかったのです。
卒業して数年。
はじめて、噂に聞く伝説のライブハウス「磔磔」へ。
阪急河原町駅から地下道をあがり…
なんやこれ、めっちゃ迷うやんけ!!!
いきなり迷いました。
京都を出た後で京都に裏切られる悲しさ。
もう10回以上行っていると思うんですが、未だに迷います。
確かこの道だったはず!とアタリをつけながら進めど、うまいことジャストな位置に着かず、気付けば大まわり。
それも開演ぎりぎりの時に限って。
(開演すると音が流れてくるので結果的にすぐ分かるんだけど。)
(というかグーグルマップ見ればよいんだけど。)
誰でもやさしいはずの京都の住所。
うまく行けば、四条の大通り裏手の、新しいマンションや古くからの一軒家やお寺が入り混じった住宅街に、木造の建物が姿を現します。
見つけ当てれば、そこは桃源郷であることは保証しましょう。
柱を見つめる2時間半
磔磔に限らず、ライブハウスあるあるかもしれないですが。
なんでそこに柱おんねん、ていう。
磔磔にはステージの真正面にぶっとい柱があります。
木の丸テーブルも撤去されている混んでいるライブの日なんかに、「あ、ここ空いてるやん」と滑り込むとたいてい柱裏です。
ステージ。出演者。
見えません。
当然モニターなんかあるわけもなく。
でも大丈夫!
磔磔のアーティスト出入りは2階の楽屋から客席内を通っていくので。
ステージの出入りの時だけは、柱裏からでも出演者が見えます。
ビール瓶に響く音楽
ライブハウスでビールを頼むとたいてい、プラカップやグラスにサーバーから注がれるか、缶の口を開けた状態で渡されるかが普通かと思うのですが。
磔磔といえば瓶ビールです。
もちろん、ひとりで行っても瓶ビール。
さすがに大瓶じゃないですが。
銘柄はキリンラガー。
くうっ。これもまた、雰囲気によく合うんです。
コップはもらわず、豪快に瓶の口にキッスをしながら黄金の液体を流し込めば、木造ライブハウスに響く音楽が、よりいっそういい感じに聞こえてくる。
ギンギンキンキンしていなくてやさしいんだけど、なよなよっとした優男じゃない野太さのある磔磔サウンド。
やがて空になるビール瓶。
すると、なんということでしょう。
右手にぶら下げたビール瓶の空洞に、音楽がぶわんぶわんと響いているではないか!
振動する右の手のひら。
なんという幸せ。
磔磔のとっておきです。
木屋町の横道「大豊ラーメン」
磔磔で耳を甘やかしきった後は、胃袋にいい思いをしてもらう番です。
きゃあきゃあと黄色い声を上げてタチの悪い酔い方をしている学生たちや、高瀬川に流れてゆくゲロだって、満たされて幸せな今だけは「ああ、平和だな」とやさしい気持ちで横目に眺めつつ歩けるのだから、人間なんて身勝手なもの。
いつもそんなに量を飲まないビールを瓶であけた後。
ほろ酔い上機嫌のまま、駐輪場を越えたあたりで「くっ」と東に路地を入ります。
細い路地からこぼれるあかり。
狭い店内。
「ラーメン屋ですが何か?」て感じでスイーツ女子を撃退する、質素なカウンター。
器からあふれんばかりに咲くチャーシュー。
黒いスープ。
黄色いレンゲ。
味は濃いけど、脂ギトギト系のくどさはないスープはまさにお酒の後の〆ラーメン。
柔らかくてさっぱりしたチャーシューは、量が多いのにぺろっと進んでしまいます。
グルメ本のラーメン特集に取り上げられるような「おいしいラーメン」なのかは正直よく分からない。
しかしライブの後に確実に「食べたくなるラーメン」。
これぞ京都の魔力。さすが魔都!
磔磔で「ひとりライブ始め」
毎年というわけではないですが、ここ最近では1年の”ライブ始め”を磔磔で迎えることが多くなりました。
騒音寺のお正月鉄板興行です。
NABEさん好きや…この動画の岡さんギター懐かしいな...
磔磔は八坂神社までも余裕で徒歩圏内。
お正月は大通りが混んでいるので、一本裏通りを歩くのがおすすめです。
神様にsay「今年こそライブ友達ができますように!」
(思ってもいないくせに…)
LINK:ライブハウス磔磔 [takutaku]
(どうかこのままホームページがリニューアルしませんように!)
ライブハウスとご飯(はじめに)
こんにちは、B子です。
すべてのバンドに、そのバンドだけが持つ佇まいがあるように、すべてのライブハウスにもそこでしか味わえない空気があるように感じます。
単なる広さや建物構造でなく、「雰囲気」としか呼びようのない何か。
たとえば、働く人の心意気だったり、壁に貼られた昔のポスターやラクガキ。
そのライブハウスが建っている街の歴史。そこに吹く風までも。
そして、バンドが生き物であるように、ライブハウスもまた生き物なので。
時にはその「雰囲気」が、おんなじ場所、おんなじ空間だとしても、オーナーさんが変わっただけでまったく違ってくることもあります。
におい、軋み、淀み、温度。
それらすべてが混然一体となって醸している何か。
ライブハウスのことを、こなれた音楽ファンの人がよく「ハコ」と呼んだりしますが、それは決してただの「入れ物」という意味ではないはずです。
「ハコ」に呑まれるバンド。
「ハコ」に入ってよりいっそう輝くバンド。
バンドとハコの化学反応。
たいそうなほどに音楽的な違いの分かる女じゃあありませんが、「奇跡っぽいもの」をそこにいる誰もが感じているんじゃないかっていう夜もあります。
それこそがまた、ひとりライブハウスの楽しみだったりもするのです。
また、ひとりライブは、家に帰るまでがライブです。
ライブハウスで飲んだアルコールが汗で流れ、夜風に晒されて醒めるころ、今宵再びのビールをあける「ライブハウス近くのお店」も、とっても大切。
いつの間にか定番コースとなった「あの店」で今日もひとり、先ほどまでの余韻に浸る至福の瞬間よ。
(まあ、おしゃれなBARではなくて、お腹空いてるので、だいたいラーメン屋とか定食屋なんですけど。)
心より耳より脳より胃袋で記憶する私は、今はなきライブハウスを思い出すたび、ライブ帰りに通った「あの店」の味が、舌の上をちくちくと這いまわって、おかわりをおねだりしたりするのです。
(それがチェーン牛丼屋の場合もあれど)
大好きな関西のライブハウスと、ひとりライブハウスのおともであるご飯スポットを、ぽろぽろと綴っていければと思います。
ひとりライブハウス①はじめてのライブハウス
こんにちは、B子です。
ひとりフェスに続いて、ひとりライブハウスについて。
お気に入りのライブが私のもとには来ない~14歳の憂鬱~
私がはじめてライブハウスに行ったのは、たしか高校1年生の夏だったかと思います。
現在は関西在住ですが、当時は某東海地方の地方都市住まい。
NHK-FM「ミュージックスクエア」を毎日聞くようになったのが中学時代の14歳。
ボリューミーな2万字インタビューをコロコロコミック信者がごとくかぶりつきで読んでいた「ロッキンオンジャパン」でバンド背景や新譜のコンセプトは予習済み。
ただし気になるバンドのツアーは、いつも自宅のあった市を完全にスルーでした。
今では500人弱を収容する中規模ライブハウスができたおかげで、さまざまなバンドの各県ツアーの場所として選ばれることも多いようですが、当時は「メジャーデビューしているけれどオリコンチャート上位には入っていない邦ロックバンド」がライブをする「ちょうどいいキャパのライブハウス」がなかったのかもしれません。
とはいえ、徒歩と自転車とバスで全てが完結する暮らしを飛び出して、いきなり名古屋あたりまで足をのばすのは金銭的にもハードルが高く、自宅で悶々と音楽と向き合っていた日々。
生の音楽を聴けるのは、市内のローカルラジオ局で行われる公開収録と市民ホールで行われるコンサートくらいのものだったのでした。(なぜかそこでゴダイゴを観た。)
ついに巡ってきたチャンス
しかし転機が訪れました。
高校に進学すると同時に、アルバイトを始めたのです。
近所のファーストフード店でもらえる時給670円程×週3回3時間のバイト代は、ようやく手に入れた白黒液晶画面の携帯電話代を払うと、ほとんど残ってはいませんでしたが、それでも田舎の貧乏学生にレッドブルよりは大きな翼を授けてくれました。
そうだ、ライブハウスに行こう!
来ないならば、会いに行くんだ。
はじめてのひとりライブハウス
はじめて選んだイベントは音楽雑誌主催の複数バンドが出演するイベントでした。
各駅停車で延々と続く茶畑を突っ切り、1時間半近くかけてたどり着いたライブハウスの名は、「清水JAMJAMJAM」。
キャパ200-300人くらい。大きくはないが小さすぎもしない、いわゆる普通のライブハウスです。
しかし、なにぶん初めてのライブハウス。
ダイヤルアップのPCインターネット(哀愁)で調べてみても、分からないことや悩めることがたくさんあるうえに、頼れる相談相手はいません。
そう、鳴らない白黒携帯の電話帳に登録された友人数は少なく、やっぱり私はひとりだったのでした。
1.どんな服を着ていけばいいのか分からない。
とりあえず、駅ビルで買った(=一張羅だと思っている)TシャツとGパンで挑んでみます。
今なら誰も気にしていないと分かるんですが、その時はめっちゃ気にしました。
やがてライブに行き慣れてくると、白い大きめのTシャツに黒いピチッとしたパンツの同世代女子が多いことに気付きましたが(注※当時の田舎の話です。何だったんだろう…)、最後まであの黒パンをどこで入手しているのか分からぬまま時は過ぎました。
2.ライブハウスの入り口が怖い。
一人でも入りやすいマクドナルドの前面ガラス窓とは異質の、小さな入り口。
中の様子は伺えず、たくさん貼られたステッカーとポスター。躊躇しました。
3.いつライブハウスに入ったらよいのか分からない。
私はその日、張り切って(張り切りすぎて)チケットに書かれた「開場」の1時間以上前に着いたのですが、当然ながらライブハウスの周辺にお客さんの気配はありません。
厳密にナンバー順に整列入場し、争って最前を取りに行く種類のイベントでもないわけで、おとなしく従って「開場」直前、いっそ「開演」直前にふらっと向かえばいいものを。
そこは若さと青さというやつです。
そして、当初目論んでいた名古屋デビューより先にたどり着いた清水JAMJAMJAMの所在地は漫画「ちびまる子ちゃん」の舞台でもある、清水。
お気づきかもしれませんが、完全に、住んでいた場所よりもさらに田舎です。
ライブハウスの近くにお茶して待てる喫茶店くらいはあったのかもしれませんが、純情高校生がひとりで入れる雰囲気ではなかったのでしょう。
唯一駅前で発見した西友の店内をひたすらウロウロして時間をつぶしたことだけ、鮮明に覚えています。
4.ドリンク代という謎のお金をとられる。
無事ライブハウスに入った直後、最初の洗礼を受けることになります
それが「ドリンク代別途」制度。
(チケット代は払っているはずなのに、当然のように500円を追加徴収された挙句、普通サイズのウーロン茶と交換された…なんやねんこれ!)
ドリンク代の仕組みを知らなかった上、高校生なのでアルコールでないことの割高感が加わり、なかなかの衝撃。無知ゆえに騙されたのかと思いました。
5.しびれる両耳
おそらく、いや絶対に、そのライブが特別な音響設定だったというわけではありません。
それでも、スピーカーからのみではなく箱全体を震わす音の洪水が、初体験でした。
生まれてはじめて経験する音、音、音!!!
はじめてのライブハウスで思い出すのは、なんといってもこれなんです。
(※あとは前述の西友)
やばい。明日になってもまだ耳がじんじんしているかもしれない。
鼓膜への不安(大真面目)と、残響を抱えた耳、もちろん終演後の興奮もぶらさげて。
電車に揺られる帰り道。
車窓に広がるはずの茶畑はすっかり夜の闇に溶けて見て取ることはできなかったでしょう。
「耳のじんじん」は、この時だけではなくライブハウス2,3回目まで同じように起こっていましたが、慣れの問題なのか、その後は普通のライブで耳がじんじんすることなどすっかりなくなってしまいました。
あの頃も、今も。
はじめてひとりライブハウスでは、残念ながら友達はできませんでした。
(隣の女の子と、少し話した気はする。)
君のいない街のライブハウスで~~君が好きだと歌ってる♪
某ミュージシャンがいるのであれば、
友達のいない街のライブハウスで~~ひとりで楽しく踊っている♪
それがきっと私です。笑
今でも友達はできませんが、あの時から変わらず、ライブハウスは私にとっていつでもキラキラしている場所です。
ちなみに…
はじめてのひとりライブハウスで私がお目当てだったバンドはこちら。
ゴーイングとゴイステが同時に青春を歌い上げていたおセンチエモな時代でした。笑
切ないリズム、果てない夢を乗せて走ったー
(茶畑を鈍行で)
THE・アオハルの1ページです。
「清水JAMJAMJAM」は残念ながら2011年に閉店されたようです。
というわけで、もはや思い出を確かめに行く場所もなくなっちゃいましたが、パチンコ屋に入って大音量のジャラジャラ音が左右の鼓膜に響くときなんかに時々、はじめてのライブハウスで感じたあの途方もない興奮を思い出します。
ひとりフェスレポート@RSR2018
こんにちはB子です。
せっかくなのでtwitterでつぶやいていたRISING SUN ROCK FESTIVAL2018の感想もまとめてみる。
今年は20周年イヤーだったとか。めでたいですね。
チケットが例年のようにコンビニで買えない制度など、事前の苦戦はありつつも、楽しい2日間となりました。
私がはじめて参加したのは確か2006年くらい(やはりひとりRSRでした)だったはず。
その後で行けていない年も何回かありますが、初参戦から干支が一周したことになります。
実はその間で体重も干支ひと回り分増えていたり。当時に比べると赤子4人を腰に巻いているという恐ろしい計算。
当然ながら体が重い!腰が痛む!わけです。
しかし、肉体は疲れているのに不思議と踊れる。
むしろ、あと何年行けるだろうかと思うと勿体なくて仮眠できない。
・・・どうやら年をとった音楽ファンはゾンビとなるみたい。
RSR2018レポート
RSR2018当日のお天気は、雨が降ったり止んだり。
日焼けの心配はなく助かりましたが、今年も地面はどろどろねちょねちょ田植えフェスでした。
#RSR18 備忘録【day2】オメでた▶︎フラカン▶︎オーバルちょい見て▶︎サニーデイ▶︎途中から山下達郎▶︎エゴラッピン▶︎キャラバン▶︎スナックレッドスター入場目指すも売り切れ▶︎曽我部さん▶︎シアターブルック▶︎奥田民生の声聴こえた瞬間スカパラにダッシュ!!
— B子 (@bakako) August 12, 2018
オフィスにすべてを放り出してきてしまったため、新千歳空港でノートPC仕事して会場へ。
1日目はほぼボヘミアン滞在。
ウエノコウジさんステージでは、怒髪天・増子さんがジュリーの「時の過ぎゆくままに」をカバー。
ルート66ではみんなで「勝手にしやがれ」歌ってたりするけど、ジュリーって歌うまいから歌の下手な人は絶対カバーできないよね。そんな中で増子節にできちゃうのはさすが。
っていうか、ウエノコウジ50歳なのかよ!と改めて。
正直CD買って聴いていたのは武藤昭平withのころまでなんですが、なんにせよ初めて知った時の「イカした怖いお兄さんたちによるミッシェルガンエレファント」のイメージが強すぎて…
学生時代、おっかなくて近寄れなかった不良が、大人になって同窓会で話すと普通に優しい人っていう感じ。(同窓会というものには行ったことないんですが…)
素敵なおにいさまでした。
#RSR18 備忘録【ウエノコウジ】開演前、5歳位の少女と母親が「ママ結局どっち観るのよ」「〇〇ちゃんにはウエノはまだ早いからブラフマン行こっか」と会場を後にしてた(両方観たくて悩んでたんやろが…ブラフマンだったら幼女向けなんかーい!素晴らしき英才教育)。増子兄ィのジュリー貴重。
— B子 (@bakako) August 13, 2018
1日目のトリはScoobie Do!!
スクービーは地元のツアーやイベントなどもよく行くし、もちろん全て楽しいんですが、どうしてかRSRで見るのが一番好きで。
私を北海道へと駆り立てる一因だったりします。
この日のステージは雷鳴とどろく豪雨の中、ステージを覆うテントの屋根に水が溜まったのを吐き出す作業で開演が押すというまさかのトラブルからスタート。
(大人たちが脚立+棒で天井を下からえいやっ!と突いていた。無事屋根の水たまりが解消され、会場拍手。)
胸いっぱい。
真夜中のダンスホールでした。
(アンコールでジャケットを脱いだジョーさんのびしょびしょ白シャツから立ち昇るもやが色っぽすぎて胸を締め付ける最エロな夕焼けのメロディー…)
— B子 (@bakako) August 13, 2018
2日目は15時ごろから会場入り。
#RSR18 備忘録【フラカン】雨配慮の?屋根付きステージ。しょっぱな深夜高速からのはぐれ者讃歌でアガる。グレートさんMC「待ってましたじゃなくて、会いに来て欲しい」が心に響く。流石ライブバンド。ハイエースのエースは音楽だけじゃなく人間力でも魅せてくるので卑怯やわ。あたたかい。
— B子 (@bakako) August 13, 2018
直前に丸山さん死去のニュースがあったサニーデイ・サービスを観る。
あたりには小雨が降っている。
大きな音を立てないくらいの強さで。
安直に涙雨だとか言っちゃいけないんだろうけど、サニーデイの歌詞みたいな美しい空間でした。
サマーソルジャーが死ぬほど好きでね、サマースナイパー/くるり、サマーブレイカー/ヘルマンと合わせた夏の3銃士と勝手に呼んでるんですが。ずるいよ、夏は。ずるい。実際に存在するのはデブが汗かいて聴いてる汚い画なんだけど。
— B子 (@bakako) August 13, 2018
もう10年位前だと思うのですが、例のRSRトイレ壊滅事件のあった年のサンステージの大トリがソカバンだったように記憶しています。(そのころに比べると、かなり快適になったトイレ事情!)
夜中にトイレを我慢したせいでプチ膀胱炎になったのか、出したはずなのに消えない残尿感を抱えて曽我部さんのさわやかな歌声を聴いていたあの朝よ。
曽我部を見るたび記憶の引き出しがガタつく。
きれいに表現すると光と闇の記憶。
#RSR18 備忘録【曽我部恵一】真夜中のタイラクルでホットラムチャイ飲みながら聴く弾き語りの贅沢さよ!ちなみに名曲「STARS」は徹夜残業帰りに聴くと沁みる曲NO1(午前5時だからそろそろ行かなきゃというくだりが、始発帰宅を匂わせ一層切ない)でもあります。 pic.twitter.com/W41YGgY6Ez
— B子 (@bakako) August 13, 2018
最後はスカパラ!
ゲスト総出演。
お天気は曇りで、アニバーサルイヤーに残念ながら朝日は出なかったけど、差し引いても豪華すぎるステージ。
#RSR18 備忘録【スカパラ】仮眠とりそびれ死にかけでサンステに歩く途中だったが、民生さんの声が聴こえ瞬間走っててその後のカナリヤでゾンビのように踊った。音楽こわい。谷中さん×坊主スーツ峯田、峯田さんの危うさも手伝って、人情組長と鉄砲玉(替え玉おつとめ帰り)といった感あったな。
— B子 (@bakako) August 13, 2018
ふう。
来年までがんばって働こう。
— B子 (@bakako) August 11, 2018
山下達郎さんがステージで「さよなら夏の日♪」と歌っていましたが、それにしても、RSRが終わると毎年、一気に夏が終わったように感じますね。
(実際には9月のOTODAMAやなんやも残っているんですが)
はじめてのひとりフェス入門⑩RSRの持ち物
こんにちは、B子です。
いよいよひとりではじめての RISING SUN ROCK FESTIVALへ。
続いて旅の持ち物篇です。
車で向かう、キャンプをするみなさんもいらっしゃるかと思いますが、このブログでは【車なし・キャンプなしのひとりRSR参加】のみなさま向けに記事を書いていきます。
RSRの持ち物
衣類についてはコチラから(服装篇)
服装篇からの繰り返しになりますが、RSR前後での北海道観光は想定しておらず、あくまで会場(2日)+会場からの移動(1日)での装備になります。
基本の持ち物(衣類のページで書いたもの以外)
入場券・バス券・飛行機のチケットなど
これを忘れたら最後!
RSR入場券や飛行機の搭乗が電子チケットの場合は、引き換えやチェックインのタイミングでスマホの充電がなくならないように注意です。
防水スマホケース
よくある、ケースの上からも操作できるタイプです。
びっちりふたが閉まって完全防水!ケースから出している状態よりも操作はしにくいけれど、雨のときなんかは欠かせません。
モバイルバッテリー
ひとりなので、会場内で友達と頻繁に連絡をとることは(残念ながら)ありませんが、フェスは実は情報戦!
既存ステージ以外でも、タワレコブースでのサイン会情報とか、お目当てのアーティストのSNSは定期的にチェックしておいて損はありません。
また会場MAPやタイムテーブルはリストバンド交換時に紙でも配られますが、雨だとぼろぼろになるし、RSR公式アプリ上でマイタイムテーブルを作っておくなどしたほうが何より見やすいです。
上記を見越して、モバイルバッテリーでスマホの電池消耗に備えましょう。
お財布&会場用のお財布
家を出る前にカード類を絞り込んで「いつもの財布」を整理します。
現地で使わないだろう、近所のネカフェの会員証や喫茶店のクーポン、マッサージ店のポイントカードなんかは一旦財布からアウト。
最低限のクレジットカードだとか、万一怪我をしたり体調が悪くなったとき用や身分証明用に保険証と免許証は持っておきます。
それでもなお保険証やクレカの入った財布を頻繁に出し入れするのは怖いので、いつもの財布とは別に会場でのドリンクやフード購入専用の少額の現金だけが入った財布を用意します。
私はランニングするときに使うような、腰巻のちゃっちい財布を100円ショップで購入しました。
腕時計
常にタイムテーブルを意識して動くフェスには欠かせません。
懐中電灯
RSR会場は広いので、夜になるとステージとステージの間の舗装されていない道には暗い部分が多く、またぬかるんでいたりもします。
それでもまあ道を歩く分はなんとかなるのですが、荷物をレジャーシートゾーンなどに置いておく時、懐中電灯がないと自分の荷物の場所が分からなくなります。
ジップロック(大・小)
チケット、衣類、財布やメイク道具などの小物。雨はすべてを濡らします。
濡れて困りそうなものはすべてジップロックへ。
格安にして万能。ジップロックを開発してくれた人に感謝です。
日焼け止め
思い出は残しても肌にメラニンは残したくありません。
・・・三十路ですから。
汗拭きシート
暑い日にはメンズ用のハードタイプがおすすめ。
汗をかいた後、かなりすっとします。
面倒くさいのでウェットティッシュも兼ねようということで、汗拭きシートで食後に口を拭いたら唇が清涼になりすぎました。
清涼になり過ぎたくない方は、ウィットティッシュも持参しましょう。
胃薬、頭痛薬、絆創膏、生理用品
かばんの中の医療班です。
特に、フェスムードの中、北の大地に解き放たれた食欲は往々にして暴走しがちです。
会場内にはただでさえおいしいものがたくさんですが、食べすぎは悲劇を招きます。
ましてや、気温の変化など体調を崩しやすい状況下。
胃薬、頭痛薬については正露丸糖衣とバファリンを数粒ずつ持って行っています。
これも外装を取り払ってジップロックに入れているけど、決して怪しいお薬じゃないんだからね!?
虫よけスプレー、虫刺され薬
準医療班ですが、実際はこっちの方が活躍頻度が高いやつです。
最初は、北海道なんで虫いないかな~?なんて根拠もなく気軽に考えてしまっていたのですが、なんや気付かない間にお尻が虫に刺されてるやん!ということがあり。
事前対策としては、特に首、足首、手首などの露出ゾーンを重点的に守りにかかります。
事後対処用には、ちょっと高級な虫刺され薬を買っておくと、刺されたときめっちゃ捗ります。
スポンジクロスっぽいやつ
朝になると、お天気は晴れていても、芝生や牧草に舞い降りた朝露で荷物やレジャーシートはびっしょりになります。
タオルで水分を拭うと、水分を含んでどんなに絞ってもじっとりと重くなってしまいますが、きゅっと絞ると水分が完全に抜けて何度もワイパーのように使える吸水クロスはフェス雑巾界の優等生です。
似たような商品が100円ショップなどで購入可能です。
レジャーシート
お高いものではなく、汚れても良いやつがいいです。
ひとりなので大きすぎる必要はありませんが、縦長の、人ひとりが寝れるスペースのあるものだと、その上に寝袋を置けるのでGOODです。
寝袋(シュラフ)
こいつが、かさばるんですよねー
かさばるんだけど、朝日を待ちながら会場内で眠る時にあるのとないのでは大違い。
また、私の前述の装備では、足元が寒くなりがちなので、座って足元だけ寝袋にインしているだけで防寒対策としても最強です。
ゴミ袋
この記事の雨の日イラストみたいな感じで、かばん全体をくるみます。
リュックサックにかぶせてそのままリュックの肩ひもだけを外側に出したりするので大容量のものを持って行きます。
くるまないと、かばんが雨や露に濡れてびしょびしょになります。
そのほか、ちょっと座るときお尻の下に敷いたりと活用幅は広いです。
かばんの目印
レジャーシートスぺースに荷物を置いておく時、自分の荷物が分かる用の目印です。
必須ではないですが、あると便利。かつちょっとアガる。笑
大層なものではなく、100円ショップに買い出しに行ったときに、造花のひまわりとか、適当に買っておきます。
暗い中で自分の荷物を探す時、ごみ袋に入った似たような荷物がそこら中に転がっているため、ひまわりが置いているだけでアテンションになります。
ちなみに、某アーティストグッズの「稲穂」は、結構そこらじゅうの人が持っているので、たぶん目印になりません。笑
煙草を吸う人は…
喫煙は、RSR会場内の決められた喫煙スペースで吸いましょう。
特定の喫煙所ではウキウキ感ある服装のお姉さまが試飲させてくれたりします。
予備タバコは絶対ジップロックに(今年雨にやられた…)。
また、紙巻タバコ派にはライターの予備を持って行くことをおすすめします。
オイルが切れたり、どっかに落とした時など、夜は長いので。
※飛行機の機内持ち込みはライター1個までなのでご注意を。
かばんまわり
続いて、かばんまわりです。
私は例年、すべての荷物を以下3つのかばんに分けて入れて持って行きます。
ナイロン素材の軽いショルダーバッグ
常に身につけてガシガシ動ける手持ち用です。
貴重品はすべてショルダーバックへ。
そのほかの荷物は、ステージの後方などに適宜置いたり、レジャーシートスペースに放置しちゃったりすることもありますが、ショルダーバッグだけはライブ中でステージの前の方に行く場合も体から決して離しません。
雨が降ったら、レインポンチョの下にインできるくらいの大きすぎないサイズ。
さらに、普段から落し物が多すぎる私は、財布・スマホケース・チケット類など特に失くしたらヤバそうなもの一式はショルダーバッグに紐やチェーン、クリップなどで繋ぎとめることで、絶対に単体で落っこちないようにしています。
自分を信じない。これが大切。
程よい感じのリュックサック
全然本格的なものではないですが、肩ひも部分が太くて疲れず、ある程度容量の入るアウトドア向けのもの。やっぱり軽さ大事です。
適当なナップサック
過去のRSRでグッズを買ったときにショッパーとして貰った紐付きビニールバッグをそのまま使っています。
軽い雨なら濡れてもOK!ビニール素材だし、安もんだし、で惜しげがありません。
寝袋など、容量は大きいがやわらかくてつぶれてOKなもの中心を入れておくことで、座って休憩する時のクッション椅子や眠るときの枕代わりにもなります。(雑)
本当はアウトドア用の小さめの折りたたみ椅子を持って行きたいけど、かさばるんだもの…
持ち物マスターへの道は遠いけれど
以上、持ち物についてはあくまで私の場合です。
車やキャンプだったらもっと持って行きたいものもありますが、非キャンパーのひとりRSRだと、荷物が多いのは避けたい。
また、寝袋や衣類など、もうすこし荷物を削っても死にはしないんでしょうが、若くはないので最低限このくらいは持って行きたい。
というバランスを探る中での暫定版。
年々模索はしているのです…
あと、かばん本体や衣類、アウトドアグッズを含めて高級品は一切持って行きません。
クロークを活用することなどで最善を尽くせるものの、ひとりRSRにおいて、常に自分の荷物のすべてを身に着け、かつ目で追っておくのは正直しんどい。
ショルダーバッグの中身以外は、(最悪の最悪ですが)盗まれてもやむなし!という気分で詰めています。
さいごに
あ、最後にベタですが忘れちゃいけない持ち物を書きそびれていました…
RSRを楽しむ気持ち。
これさえあれば、最終的には何とでもなると思います。
はじめてのひとりフェス入門⑨RSRの服装
こんにちは、B子です。
いよいよひとりではじめての RISING SUN ROCK FESTIVALへ。
チケットを購入したら、いざ、旅の準備をしましょう。
準備の段階から、すでにRSRは始まっている!といっても過言ではありません。
当日を想像して、ウキウキするのもまたRSRです。
まずは服装篇です。
車で向かう、キャンプをするみなさんもいらっしゃるかと思いますが、このブログでは【車なし・キャンプなしのひとりRSR参加】のみなさま向けに記事を書いていきます。
RSRの服装
ファッション雑誌のフェス特集なんかを見ていると、絶対にそのバンドの音楽聞いたことないやろお前!な海外のバンドTシャツ1枚にショートパンツ+生足+小さなポーチみたいな肩掛けバッグを片手に笑顔を振りまくモデルさんなんかがいたりしますが、それは日帰りの都市型フェスだからこそ許される格好。
RSRでそれをやったら死にます、絶対。
灼熱。
極寒。
豪雨。
開催年によっては1日でその全てを体験できるフェス。
自然体験型の極み。
それこそがRSRなのです。
晴れ&雨それぞれの私の服装はこんな感じ。
※拙い手書き&ペイント着色にてご容赦ください…
リュックやナップサックの荷物が少し減るだけで、RSRに限らず、日帰りお出かけの近所の野音や屋外フェスでも服装自体はそんなに変わらないかもです。
あ、パンツは近所&晴れだったらデニムとかで行っちゃったりしますが。
↑ここに、寒くなってくると装備がオンされていきます。
もはやなりふり構わない雨スタイル。
雨は残念ですが、それはそれで後から思い返すと、思い出深いRSRだったりもします。
着ていく&持っていく衣類関係 ~勝手にマイリスト~
一覧に書き出してみると以下のような感じです。
とはいえ、いまだ毎年試行錯誤を繰り返しているところ・・・参考までにご覧ください。(逆に、ベテランの方にご教授をいただきたいとおもうぼっち…)
※前提としてRSR前後での北海道観光は想定しておらず、あくまで会場(2日)+会場からの移動(1日)での装備(基本は女性編ですかね?)になります。
Tシャツ 3-4枚
お目当てやお気に入りのバンドのバンドTが基本。
関西から来たぜ!ということをアピるために(誰に?)、関西ローカルのイベントTシャツを来ていったりもします。
今年は会場で何を着ようかと迷うのも準備段階の楽しみのひとつです。
着替え用に、日数分+αは持って行きます。
タオル 大きいの1枚・マフラータオル3枚・雑巾用1枚
私のようなおばさんが首に巻くと農業感がヒドいのですが、やっぱり欠かせないのがタオル。
来場の記念として会場でも買い足したりします。
(タオルはグッズの中でもすぐに売り切れるけど。)
マフラータオルはバンドグッズのものが多いですが、それとは別に、泥まみれになった体を拭いたりしても惜しげのない雑巾用のタオルも持って行きます。
今年もありがとう極楽湯タオル。
首に巻くのが基本スタイルですが、リストバンドやシュシュで首に巻いた後固定してあげると、タオルの先を結ぶよりも首がしまらず、また、端っこで手を拭けたりしてちょっぴり便利です。
ラッシュガードの短パン+スパッツ
重視ポイントはずばり、乾きやすさです。
雨の日はもちろん、汗ばんだり、夜露に濡れた草の上に座ってしまったり、ビールをこぼしたり・・・。
初年度、普通の布製のスパッツで行ったら、少しの汗がいつまでも乾かずぐずぐずしていて、とても気持ち悪かった切ない思い出。
アウトドア用品としても売られているかと思いますが、私は某イ●ンで昔、7000円の水着一式を買ったときに、水着の上に着るセットアップとしてついていた短パンと、撥水のスパッツを履いています。
本当は2セットあれば理想的なのですが、手持ちが1着しかないため、1日目で濡れ切ったときは、2日目の朝にコインランドリーで無理やり乾かしますw
(もともと乾きやすい素材であれば、短時間の乾燥機で十分に乾いてくれますよ!)
薄手のパーカー
日焼け対策と、夕方の涼しくなったとき用。
こちらも乾きやすいラッシュガードパーカーを持って行きます。
帽子
アツイ音楽に脳内は沸騰させても、頭皮を加熱する必要はありません。
必ず持って行きましょう。
UV的な意味合いもありつつ、雨の中でも、レンポンチョのフードを帽子に引っかけた方が、帽子なしよりも安定します。
メガネっ子なみなさまにおかれては、帽子のつばがあることで、雨粒がメガネのレンズに降り注いで、滲んだ視界越しに見るステージの光が完全ミラーボールな状態になることも防いでくれます。
下着 3枚
1日目+2日目、翌日の移動日を加えた3日間分です。
女子なあなたには、ブラトップやジム用の下着推奨。
靴下 4枚
3日目(帰り)はサンダルなので、少し多めの計算です。
男性だとまた別なのかもしれないですが、雨に濡れた時、汗で蒸れて全身ぐしょぐしょになった時、テントのないひとりRSRでは下着まではさすがに着替えにくい。(最悪トイレという手もあるっちゃあるものの..)
そんな時でも、靴下を履き替えることで、だいぶ気分がスッキリするのです!
着替えの奥ではなく、すぐ出せるところに忍ばせておきます。
アウトドアジャケット
夜に着ます。
日が暮れたRSR会場は思ったよりも寒いのです。
とはいえ、踊ると汗をかくので、内側がメッシュで蒸れにくいやつを持って行きます。
こちらは、レインコートがしっかりしたアウトドア仕様のものであれば、防寒着を兼ねられるから、荷物がもう少し減るかも!と来年に向けて装備を模索中。
ウルトラライトダウンパーカー
えー、北海道って行っても8月でしょ!?
真夏じゃん!
東京は熱帯夜だよ!?
そう思いますよね?
ですよね??
が、過去には、気温が夜中は10度ちょい(風がある&汗で濡れたTシャツのせいで体感もう少し低い)の年もありました。
その際に寒すぎて死にかけたことがトラウマとなっており、念のため持って行きます。
実際ここ数年はそこまで寒くならず、使っていません。
しかしユニクロさん優秀なんです。何よりかさばらない。
この大きさでトラウマを克服できるのであれば、レギュラー入りさせておいても損はありません。
レインコート・折り畳み傘
会場までの移動時の雨対策として、軽量折り畳み傘を持って行きますが、会場内では原則レインコート暮らし。
レインコートは、丈が長いポンチョタイプのトップスと洋服の上から履ける長ズボンタイプのレインパンツの両方を持って行きます。
若ければ、100均の薄いビニールのレインコートでもよいのかもしれないですが、三十路にとって冷えは大敵。
途中で具合が悪くなって1年間の労働で勝ち取ったRSRを途中離脱することほど、もったいないことはありません!
移動用ワンピース
翌日着替えて、飛行機に乗るときになどに着る用途です。
ぺらぺらのやつ。コンパクトさ重視。
スニーカー
事前の天気予報で完全に雨っぽかったら100%長靴になるため、持って行きません。
歩きやすく、履きなれたものを。
長靴
これ、マストです。
短時間参加やもう絶対雨降らない!というときは不要なのかもしれないですが。
参加当日や参加時間帯に雨が降らない場合でも、いちど地面がぬかるんだら、フェス会場は一気に田植え会場へと変化します。
ガチの田植えです。
ハイカットスニーカーでも対処が難しいレベルかと思われます。
かさばるので、胴部分を折りたためるものが便利。
サンダル
RSR会場で履いていたスニーカーや長靴は、砂ぼこりで真っ白になっているか、乾いた泥がカピカピにはりついているか・・・どちらにせよ、RSR会場内で履いた靴でそのまま空港内や札幌市内の商業施設を闊歩したら、ちょっとした汚染テロになります。
エゾロッカーたるもの、ほかのひとに迷惑をかけちゃだめですよね、
私は、ゴム草履に近い、ぺたんこの省スペースなサンダルを持って行っています。
服を制する者はフェスを制する?
踊ればあったかい。
眠れば寒い。
というRSR。
2日目のオールナイトは、楽しむ分にはあっという間ですが、長丁場!
年によって気温が全然違ったりなど、悩ましい部分もありますが、万全の準備で快適なフェスタイムを過ごしていただければと思います。
1日目とにかく会場に行ってみて、足りない!と気づいたものは、札幌市内のユニクロ、GUや、麻生駅のイオンで買い足しが可能。
RSR会場内でもプロボやアウトドア系のショップブース、Tシャツやタオルであればオフィシャルグッズ売り場など、いくつか衣類入手が可能なスポットもあります。
はじめてのひとりフェス入門⑧RSRの旅程
こんにちは、B子です。
いよいよひとりではじめての RISING SUN ROCK FESTIVALへ。
まずはどのチケットを買ったらよいかの基本ともなる旅程です。
車で向かう、キャンプをするみなさんもいらっしゃるかと思いますが、このブログでは【車なし・キャンプなしのひとりRSR参加】のみなさま向けに記事を書いていきます。また、年々チケット販売や仕様が変わったりもするので、あくまで2018年時点までの参考ということでよろしくどうぞm(_ _)m
1日参加なのか、2日参加(通し参加)なのか?
RSRは2日間開催です。
ざっくりとしたスケジュールは以下の感じ。
■1日目(金曜日):
14:00頃~23:00 ※1日目券・通し券で参加可能
23:00~2:00頃 ※【forキャンパーズ】通し入場券でのみ参加可能
■2日目(土曜日):
お昼頃~5:00頃 ※2日目券・通し券で参加可能
年によって券種が異なる可能性はありますが、参加日によって、購入するチケットの種類が変わります。(1日目券・2日目券・通し券)
ただ、チケットの初回発売が開始された時点では、例年だとアーティストの全容とその日割り(1日目出演なのか、2日目出演なのか)は明らかにされていません。
先走って1日のみのチケットを購入すると、「お目当てのアーティストの出演日は別の日だった」みたいな事態が起こりますので、注意が必要です。
また、チケット販売が複数回の完全抽選制になった2018年には、1日券が通し券に比べてとりにくいという話もSNSで散見されるなど、券種による入手難易度が異なる可能性も捨てきれません。
色々とありますが・・・
まず、せっかくRSRに行くのですから、サンがライジングするメインイベントが行われるとなる2日目はぜひ参加しましょう。(強制)
そのうえで、1日目をどうするかです。
1日目は平日の金曜日になるので、参加できるかできないかは、特に社畜のみなさまにおかれては、仕事の都合次第かもしれません。
1日目の深夜23時以降は、forキャンパーズ、例年フライデーナイトセッションとして、普通のアーティストライブでは見られないセッション企画枠があります(さりげなくおすすめ)。
このフライデーナイトセッションには、2日目の1日券では参加できませんので、まあ要するに金曜の夜には会場入りできるんだったらいっそのこと通し券を買っちゃえばいいじゃない!?(強引)と個人的には推奨します。
※WESSからお金は貰っていません。
キャンプをするのか?車で行くのか?バスで行くのか?
私の甘い囁きにご賛同いただき、1日目、2日目の両日参加をするとしたら、その間の移動や宿泊をどうするのか?というのが次の課題です。
RSRの会場内にはテントスペースが設けられており、テントを持ち込んでキャンプ(会場内宿泊)をすることが可能です。
昨今はひとり用のテントなんかも販売されているので、いつかはキャンプ参加!というのが憧れではありますが、遠隔参加&ペーパードライバーの私は、ひとりで荷物や車の手配をするのがハードルが高く、毎年、公共交通機関で参加し、1日目と2日目の間は一度会場を出て札幌市内に戻って宿泊をしています。
※テントで参加する方は、通常の入場券ではなく、テントサイト付の入場券の購入が必要です。テントサイト付き入場券は通常の入場券よりも先に販売が終了し(2018年の場合は6月末に最終の抽選申し込みが終了)、競争率も高そうなので、早めに計画を立てましょう!
※車で参加する方は、入場券とは別に駐車券の確保が必要です。
はじめてRSRに参加するあなたが、ひとりキャンプ慣れしておらず、かつ運転できないというひとりもの弱者であれば、気軽に向かえるバス参加はおすすめです。
RSR会場へは、JR札幌駅から地下鉄南北線に乗った終点(所要20分くらい)の地下鉄麻生駅というところから、直通のシャトルバス(所要30分くらい)が出ており、事前にプレイガイドで乗車券を購入or当日その場で600円を払って乗車することが可能です。
※事前の乗車券購入と当日現金払いで、特に待遇の違いはありません。現金払いをする場合は、お釣りのないよう、小銭を用意していきましょう。手に持ったものをすべからく失くしたり落としたり忘れたりして生きているリアル「傘がない」人生を日々送りがちな私は、シャトルバス券ではなく、財布に現金をキープするようにしています。
オフィシャルでは随時運航・時間帯によって1時間に2本となってるシャトルバス。
バス乗り場での待ち時間は比較的短いように感じます。
開演時間や人気のあるアーティストの出演時間にあわせて向かおうとすると混んではいますが、バスの台数も多いので、1時間以上シャトルバス乗り場で待つ、ということはまず経験がないです。
なにせ、余裕をもって向かうのに越したことはないですが!
(昔フジやARABAKIに行ったときは死ぬほど待った記憶が…今はどうなんだろう。)
同様に、帰りの交通手段として、会場から麻生駅までもバスが運行しています。
ただし、1日目から2日目にかけての宿泊地が札幌や大通、すすきのなどで、1日目に会場から戻った後、麻生駅からの地下鉄の終電に乗りたいという場合は、乗り継ぎの関係で会場を23時には出発する必要があります。
札幌やすすきの、大通りはすべて地下鉄1本で行けるので、ストレスなく宿泊地へ向かうことができるかと思います。
ここで注意事項。
・通し券を持っていても、1日目の夜、テントサイト・オートキャンプ場券や駐車券(&そこに止まっている車)を持っていない場合、会場内に泊まることはできません。
メインステージ周りのレジャーシートスペースも夜間は撤去されてしまいます。
1日目の完全野宿は諦めましょう。
※ていうか、仮にできたとしても、2日目のオールナイトを無事に楽しく過ごすためには、絶対にちゃんとお風呂に入って寝た方が良いです。特にアラサー以上は。
・forキャンパーズのアクトは、キャンパーズでなくても通し券を持っていれば見ることができます。ただし、完全終演の2時には、麻生駅行きのシャトルバスは運航していません。別途チケットが発売される「ミッドナイトバス」に乗車することで大通駅まで帰宅することが可能です。
ただし、この「ミッドナイトバス」はLoppiでチケット購入をする完全予約制となり、さらには当日より2日前くらいに販売自体が終了します。
嗚呼、「ミッドナイトバス」券を買い忘れたことに販売終了後で気付いて泣いたあの2年間よ!(1年で懲りろ。)
RSR会場から札幌まではタクシーで移動することも可能ですが、めちゃめちゃ並ぶ上に、ひとりで乗るのは混んでる中恐縮だし、いいお値段します。
「相乗り」募集をして複数人で乗車するのであれば、ひとりあたりはミッドナイトバスとさして変わらなくなると思われるので、あえてそうする方々もいらっしゃるようですが、最初からそこまでの社交性があれば、別にひとりでRSRに来てねえよ、という話でもあります。
(まあそれだけじゃなく、体調に合わせて帰る/帰らないを柔軟にチョイスできないという点もあるんですがね…と言い訳をしてみる。)
※ほかに、私は利用したことがないのですが、JTBのホテル付きパックツアーなんかもあるみたいです。これもお手軽ではじめてには良いかもですね。
宿に関しては、私は実は例年ホテルではなくサウナに宿泊しているんですが、このあたりはまた別の記事でご紹介しましょう!